過呼吸 - 自分を許せない -
過呼吸の症状がもっともひどかったのは25歳の頃でした。
当時は連日連夜働きっぱなしで、いつも寝不足。
身も心も休まる瞬間がありませんでした。
その影響があったのか、月に2回くらいのペースで過呼吸がやってきました。
「過呼吸になるかもしれない」と思うと、不安で呼吸は浅くなり、体が硬直してきます。
突然、視界がぼやけたかと思うと、息ができなくなります。
意識は飛びそうになり、大きく空けた口からはよだれが落ちてきます。
「過呼吸で死ぬことはない」と頭では理解してはいるけれど、息ができずに死ぬほど苦しくて、このまま本当に死んでしまうのではないかという恐怖が襲ってきました。
「何やってるんだよ!自分は借金を返さなきゃ行けないから、こんなことをしている時間なんてないのに・・・」そうやって何度も自分を責めていました。
<参考>
『大丈夫。そのつらい日々も光になる。』
(PHP研究所)
第3章 過呼吸の恐怖を「工夫」で乗り越える
P105〜P111
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