メルマガ No.04 お願いします。助けてもらってもいいですか?
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この記事は中島輝のメールマガジン
『もっと人生を豊かに変えるヒント』
のバックナンバーです。
メールマガジン中の本文のみを転載しています。
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こんにちは、中島輝です。
新年度では初めてのメルマガになりますね。
東京では例年よりも早く桜が咲いて、
今はほとんどが葉桜になっています。
人類の歴史から俯瞰すると
桜のように一瞬を生きる私たち。
精一杯生きて、綺麗な花を咲かせましょうね!
そんな人生のヒントとなるようなメルマガを
お届けできればと思っています。
今年度もよろしくお願いします。
今の時期、新年度は
生活環境や仕事、住む場所が変わる人も多く、
「よし!今年度はやるぞー!!」と
やる気に満ちている方も多いでしょう。
その一方で、
肩に力が入って、頑張りすぎて
疲れてしまった人も多いはず。
今回はそんな方に向けて書きますね。
多くの人は小さい頃から
「人に迷惑をかけてはならない」
「自分がされて嫌なことは人にしてはいけない」
そう教えられて、育ってきました。
だから、
「早く自立しなさい」と多くの大人達は言います。
「早く自立しないと」と多くの子供達は言います。
福沢諭吉が「独立自尊」と言っているように、
「自立」をすることはとても大切です。
でも、「自立しなければならない」が強すぎると
私たちはいつの間にか
「人に頼ってはいけない」って思ってしまいます。
「人に迷惑をかけないような
存在にならなければいけない」
「人に依存せずに自分一人で
生きていかなければならない」
そう思って自分を追い詰めてしまいます。
そんな必要はありません。
「あなたは人に頼っていい」のです。
確かに、
・何かあったら人に頼ればいい。
・人は自分のことを助けてくれて当たり前。
・誰かにやってもらえばいい。
と思うのは「頼る」ではなく「未熟」です。
人間は一人で生活をすることはできません。
山奥で自給自足の生活をすることは困難です。
人は助け合って生きています。
言葉を言い換えると、
人は「頼る」「頼られる」の関係の中で
生きているということです。
常に意識しておきたい
だけれど、すぐに意識できなくなる
『人間関係の3原則』があります。
1,人は必ず死ぬ
2,死んだら何も持っていけない
3,人は人との間でしか生きられない
この原則を深く実感できた人ならば、
自分が困っているときに助けを求め、
誰かが困っているときに助けることは
当たり前と思うでしょう。
頼ることができる。
頼られたときに支える。
これが自立した大人の人間関係です。
「お願いします。助けてもらってもいいですか?」
この言葉を素直な気持ちで言えたことが
「自立した証」なのです。
とても勇気のある言葉かもしれません。
ガンジーはこう言っています。
===
弱い者ほど相手を許すことができない。
許すということは、強さの証だ。
===
私(中島輝)の過去を振り返ってみても
大切なことだったと思います。
(以下、抜粋です)
もしも私が自分の両親に
「どうしてパパとママの悪口を言うの?」とか、
「寂しいよ、つらいよ、助けて」と
素直に気持ちを言えたなら、
両親は受け止めてくれたかもしれないし、
そのあとの人生は変わっていたのかもしれません。
(抜粋ここまで)
「お願いします。助けてもらってもいいですか?」
素直な心で言えたとしたら、
助けてもらったろきに感謝の念が湧いてきます。
おたがいさま。
そうやって、人は人との間で生きているのです。
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