周囲に「振り回される」人の3つのパターン
こんにちは。
中島輝です。
ここ数年、わたしが講座や個別の心理
セッションなどを通じて気になっていること
があります。
それは、自分にとって大切なはずのことを、
誰かに「決めてほしい」という人がかなり
多いことです。
誰かに道を決めてもらっていると、
自分で自分の幸福感を知らないうちに減らしてしまいます。
それはあまりにももったいないこと。
他人や世の中が決めた“正解”に振り回されてしまうのは、
主に次のようなパターンがあります。
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①自分が経験して学んだ知識ではなく、
他人から与えられた知識を優先してしまう
②自分が決めた規律ではなく、
社会的な同調を優先してしまう。
③自分の個性や特質、強みではなく、
社会的な成功を優先してしまう。
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この3つのパターンに見られるのは、
すべての物事を固定観念や既成概念で
決めているということです。
①のパターンは、
自分に自信を持てていません。
自分が経験して学んできた知恵はこの世で
唯一無二の貴重なものにもかかわらず、
それを大切なものとして扱うことが
できなくなってしまうのです。
そんな時ほど、
他人の発言や他人から与えられた
知識に頼りがちになります。
②のパターンは、
自己肯定感の6つの感の一つ、
「自己決定感(自分で決定できる感覚)」
が不足しています。
①のように他人から与えられた知識を優先していると、
自分のことを自分で決められなくなり、
自己規律が持てなくなってしまいます。
すると、とにかく失敗したくないために
周囲に合わせようとしてしまいます。
その方が楽だし、時に得をすることもあるからです。
それによって、ますます
自分で物事を決められなくなる悪循環に陥ります。
ただ、心の奥底には、
本当に自分がしたいことや在りたい姿が
あるものなので、
そのイメージ像と実際の言動に
ギャップが生じて辛くなってしまう。
投げやりになったり、
生きる気力も湧かなくなったりします。
③のパターンもよく見られ、
「承認欲求」が強くなりすぎている状態です。
②のように社会的な同調を優先していると、
程度の差こそあれ、
一般社会的な成功を目指すようになります。
自分のオリジナリティや卓越性ではなく
成功そのものを求めるようになり、
世の中の人が「すごい」「羨ましい」
「あの人のようになりたい」
と思うような姿に囚われて、
自分の個性、特質、強みといった
大切なものに目が向かなくなるのです。
すると、例え社会的な成功を収めても、
心に虚しさが残り続けます。
さらに、その嫌な気分を打ち消そうとしてより
社会的な成功を目指してしまうため、
いつまでも幸福になれない
負のループにハマってしまいます。
もちろん、人生を生きる中では、
誰しも自分を肯定できない時もあると思います。
どれだけタフな人でも
心の状態が下がり気味の時はあり、
これらの3つのパターンに陥ることはあります。
ただ、そんなマイナスな状態な時でも、
心に「あいまいさ」があれば、
周囲に振り回されることを減らせます。
心や感情はそもそも揺れ動く「あいまい」な
ものだと知っているので、
今自分がマイナスの状態であることを客観視でき、
その状態もいずれ変わっていくことがわかるからです。
「森を見てから木を見る」ことができるため、
一時的にネガティブになって少々振り回されたとしても、
すぐに自力で元に戻れるでしょう。
鬱蒼とした森の中で延々と迷わずに、
程なくして自分を取り戻すことができるはずです。
本日は以上です。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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中島輝
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