メルマガ No.06 良い原因も悪い原因も環境次第。自分次第。
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この記事は中島輝のメールマガジン
『もっと人生を豊かに変えるヒント』
のバックナンバーです。
メールマガジン中の本文のみを転載しています。
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大人になるに連れて時間が減っていきます。
減っていくのは、
自由な時間だけではありません。
人生の残りの時間も減っていきます。
その一方で、
大人になるにつれて増えていくものもあります。
それはなんだと思いますか?
増えていくもの。
それは『教養』
学問・知識をしっかり身につけることによって
養われる心の豊かさ。
増えていくもの。
それは『経験』
実践・行動を愚直にし続けることによって
得られる器の大きさ。
教養を身につけることには
「人生の幸せに気づく」ことです。
「人生を味わい尽くす」ことです。
経験を重ねるには
「人生の闇に飛び込む」ことです。
「人生に挑戦する」ことです。
今という一瞬一瞬の連続体が人生。
今という一瞬一瞬の連続体が一生。
下に書いたのは、
真言宗の開祖である弘法大使に諡号で知られる
空海が書いた性霊集の一節です。
それ境(きょう)心に随(したが)って変ず
心垢(けがる)るときは、
即ち境(きょう)濁る
心は境(きょう)を逐(お)って移る
境閑(しづか)なるときは
心朗(あきら)かなり
心境冥会(しんきょうみょうえ)して
道徳玄(はるか)に存す。
環境は人意の如何によって変わっていく。
人心が荒廃すると、環境も破壊される。
人の心は環境によって推移する。
自然環境の良い処では心も清らかで明らかになる。
心の持ちようで身の回りの状況は変化する。
心が荒んでいると周りもそれに応じて見えてくる。
心は、周りの対象によって左右される。
私たちの身の置き処と心は密接に関連している。
この二つは常に同時に作用し合っていて
どちらか一方が表になるのではない。
良い環境において心清らかであれば
真理の深源を窺い知ることができる。
人生は心の持ちようで
身の回りの状況は変わってきます。
心が荒れていると、
周りもそれに応じて見えてくる
というものです。
全部、自分が引き起こしています。
すべては自分の内側次第。
心が「なんで?」「なんで?」となれば、
「なんで」の答えが応じて見えてきます。
心が「向上!」「向上!」となれば、
向上するために必要なことが見えてきます。
<マイナスに傾き過ぎても定まらない。
自己啓発に傾倒しすぎても定まらない。>
私たちが発する言葉や行動には、
心と身体が常に密接な関係を持っています。
陰と陽との調和が大事です。
人間はいろいろな思いを抱き、
その思いが様々な業(ごう)、
つまり原因をつくっていきます。
悪いことを思えば悪い原因を作り、
良いことを思えば良い原因をつくる。
口に出したり、耳で聞いたり、
実行しなくても仮に思っただけで
それが原因となります。
それくらい環境は大事です。
心の在り様があなたの人生を左右します。
あなたの心の内側でどんな思いを抱くか。
なんのために生かされた生命を生きるか。
私たちは、教養を身につければ
広い視野で物事を観ることが出来ます。
私たちは、経験を重ねると
高い視点で物事を考えることが出来ます。
根っこが深くなれば何事にもどっしりとなって、
素直になれるでしょう。謙虚になれるでしょう。
その繰り返しの中で大きな器が生まれます。
人生はもっと自由になります。
人生は自分次第で変えられます。
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